今日は時事問題で軽く一本。2024年、新NISAがスタートして2ヶ月弱だが、どうやら好調なスタートのようだ。
新NISA・積立投資枠は好調なスタート
好調続く「オルカン」「S&P500」との組み合わせ投資に「eMAXIS インド株インデックス」を新設
好調続く「オルカン」「S&P500」との組み合わせ投資に「eMAXIS インド株インデックス」を新設(ウエルスアドバイザー) - Yahoo!ニュース新NISAがスタートして1カ月余りが経過し、NISAで好まれる商品の傾向が見えてきた。新NISAの対象である投資信託の資金流出入(各投資信託の購入額と解約額の差異)をみると、2024年1月は、群を新NISAがスタートして1カ月余りが経過し、NISAで好まれる商品の傾向が見えてきた。(中略)三菱UFJアセットマネジメントの分析では、1月の資金流出入状況で明確だったのは「ノーロード・インデックス・ファンド領域への明確な集中。資金流入額の70%を占めた」(デジタル・マーケティング部副部長の酒井香織氏)という。
出典:Yahoo! Japanニュース
Wealth Advisor
新NISAが始まって、積立投資枠への流入は結構なボリュームになっていて、円安圧力になるくらいの規模のようだ。過熱感を心配する声もあるが、米国IT株の決算は絶好調だったし、ノーロードインデックスに集中するのは妥当なところだろう。(私もS&P500で積み立ててる)
新NISA・成長投資枠の状況は?
一方で、あまり話に上がらないのが成長投資枠の方。実際のところ、どんな銘柄が人気なのかをちょっと調べてみた。
新NISAで購入された銘柄人気ランキング(日本株・口座数ベース)
引用元:PR TIMES
マネックス証券:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000479.000005159.html
こちらはかなり名の通った企業が多い。「配当性向が高くて、安定している大企業」が上位に来ている印象。日本たばこ産業(JT)が入ってるあたりが安定重視っぽい。
新NISAの成長投資枠、私ならこう買う
この「成長投資株」、私ならどう買うか。ポイントは2つ。
- インカムゲインよりもキャピタルゲイン狙い
- 安定株よりも、これからガッツリ伸びそうな成長株狙い
NTTドコモやJTなどの安定株を買っていく場合、非課税メリットはインカムゲイン(配当など)で取っていく形になる。ただそれだと通常枠で買うのとメリットがあまり変わらないのだ。年間1万円の配当があったすると、非課税メリットは約2,000円。新NISAで、わざわざ2,000円狙うか?と言われると微妙である。もちろんキャピタルゲインも狙えるが、安定株だけにせいぜい2倍アップ程度、ヘタすると過熱感からマイナスに転じることもありそうだ。
そんな私は、完全にキャピタルゲインを狙いに照準を合わせている。理由は簡単、非課税メリットが大きいからだ。配当なんか考えず、単純にこれから伸びる産業に投資しておきたい。具体的には、IT技術に投資をしていて、売上も従業員数が増えてるが、まだ利益はそれほど出ていない企業。利益が出はじめた瞬間に伸びる、まさに「成長投資枠」を狙った方がメリットは大きいはずだ。
なお具体的な銘柄はここでは差し控えるが、恐らく仕込むのは5月。毎年、GW直後に買い場が来るので、このタイミングを考えている。成長投資枠、みなさんもいろいろ探してみるといいかも。
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